審判を始めたばかりの人や公認審判を目指す人のための指導(資料番号18_21_h22)

社会問題として「少子高齢化」,「後継者問題」という言葉が頻繁にささやかれますが,スポーツ界も例外ではなく,少子化とともに競技人口の低下(=選手の減少),さらには審判員の減少にもつながってきます。
現在は多くの審判員の方に協力を頂いておりますが,10年後,20年後という中長期的な視野視野でみると,長崎県のバスケット界も安心できるものではありません。
審判委員会では審判員の技術向上とともに,将来への投資である新人発掘も活動の念頭に置き,活動しなくてはならないと思っております。
新人発掘に関しましては地区協会からの草の根的な啓蒙活動が長崎県の将来を担っているといっても過言ではありません。
審判を始めたばかりの人,あるいは公認審判を目指す方に対するアプローチを効率よく,効果的に行っていく必要があり,各地区審判部の皆様には活動の指針として一読頂きたいと思っております。
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■審判を始めたばかりの人や公認審判を目指す人のための
指導

「審判やプレイヤーやコーチと同じ舞台でバスケットボールに参加ができる」という喜びを感じさせることが大切である。

.精神面の指導

1-(1):審判を始めた時の動機(自然発生的、義務的、自分から進んで等)を知り今後の指導の参考にする。

1-(2):個人、個人の性格を知り指導の仕方を工夫する。

  • 1-(2)-a:生活面の言動を観察する。
  • 1-(2)-b:ゲーム中の審判を見る。
  • 1-(2)-c:ゲーム後の審判の反省会やミーティングの会話を分析する。
  • 1-(2)-d:審判仲間との交流を観察する。

1-(3):審判することを好きにさせるためのムード作りをする。

  • 1-(3)-a:興味をもたせる→ 審判のすばらしさを感じさせる。
  • 1-(3)-b:ほめる→ 本人の悪い面より良い面を指摘する。
  • 1-(3)-c:自信を持たせる→ 良い面はさらに良くなるように指導する。

1-(4):審判の大切さや楽しさを感じさせる。

.技術面の指導

2-(1):審判として基本的に必要な事項(ルール、マニュアル)を理解させ身につけさせる。

  • 2-(1)-a:ルールの趣旨、内容を正しく理解させる。
  • 2-(1)-b:マニュアルが正しく実践できるように指導する。

(指導ポイント)

◆審判が笛を鳴らすときには、大きく鋭く鳴らす習慣をつけさせる。

3S:ストロング・ショート・シャープ

◆審判の基本的な動きと両審判の協力についてマニュアルによって理解させ実行させる。

◆テーブル・オフィシャルズ(以下:TO)に正しく伝わるようにシグナルを出す。

2-(2)判定のくだしかた

・確認できたものについてだけ判定する習慣を身につけさせる。

「・・・らしい」。「・・・にちがいない」、「形だけ」等で確認できないまま判定してはいけないことを指導する。

2-(3): 1ゲームを通して走れる体力の養成

・バスケットボールはスピードを要求される競技である。確認するためには常に良い位置をとり、スペースを見る必要性があることを認識させる。

2-(4):TOとの連絡

  • 2-(4)-a:番号の伝達などはTOとのコミュニケーションであることを認識させる。
  • 2-(4)-b:時計を止める合図やタイム・インの合図をきちんとさせる。

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※尚,印刷用PDFにおいては,本ブログ記事と若干異なります。ブログでの掲載はスペースに限りがあるため,印刷用資料から若干の改版をしております。予めご理解ご了承の程よろし くお願い致します。

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