ゲーム終了時の審判指導(資料番号16_21_h22)

長崎県バスケットボール協会審判委員会では更なる技術向上を目指し,ゲーム終了時に反省会を実施しております。
県内における地区大会におきましても,各地区審判長の指導の下,反省会を実施して頂いておりますが,共通認識を持ち,指導の一貫性を保つべく審判員育成 をお願い致します。
反省会での審判員への指導は下記項目に留意しながら実施していただきますよう,よろしくお願い致します。
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ゲーム終了時の審判指導

★指導テーマ

◎スムーズなゲーム運営を求めて

←正しい判定基準の確立←正しい判定をするための良い位置取り

  • ゲームの一部の現象のみを捉えるのではなく、ゲーム全体を多画的にとらえる。
  • 本人が必ず解決策を見い出せるように指導する。
  • 以下の事項について説明し、良い判定については必ず話題として取り上げ、必要があれば次の課題 を与える。

(1)審判技術

(1)-1:ゲーム中(開始前も含む)のチェックポイント

  • a)器具・用具の点検をしたか。
  • b)ジャンパーを想定したトスアップの練習をしたか。
  • c)基本的なシグナルや、判定後の処置はしっかりとできたか。
  • d)3秒・5秒・8秒の数え方は正確であったか。
  • e)ゲームの再開時に選手がそろっていない等の無用なトラブルをさけるための配慮はあったか。
  • f)TOとの連絡や掌握がしっかりとできたか。(コミュニケーション)
  • g)ベンチの管理がしっかりとできたか。

(1)-2 動き・位置どり・視野の分担のチェックポイント

  • h)マニュアルにそった動きであったか。
  • i)相手審判と視野の分担やアイコンタクトがとれていたか。→ ボクシングイン
  • j)プレイに対する予測と備えがあったか。→ オールウェイズ・ムービング
  • k)場面、状況に応じた位置どりができたか。→ ペネトレイト
  • l)よい位置、よい角度を常に求めた動きであったか。→ スペース「空間」を見る


(2). 基本的能力

(2)-1:脚力、瞬発力、持久力、集中力はどうであったか。

(2)-2:瞬時とらえた鋭い笛等、反応力はどうであったか。

(3). 判定

(3)-1:取り上げるべき ものを見逃すことはなかったか。

(3)-2:取り上げてはい けないものを取り上げることはなかったか。

(3)-3:ヴァイオレイ ションの判定のチェックポイント

  • m)正確な判断で成立の瞬間をとらえていたか。
  • n)トラヴェリングの判定では、ピヴォット・フットやボールをつかんだときの状態がしっかりと確 認できていたか。
  • o)アウト・オブ・バウンズの判定では、ラインの責任分担や相手審判とのアイコンタクトがしっか りとできていたか。
  • p)バック・パス・ルールの判定では、成立をしっかりと確認し、スロー・インする場所をはっきり と指示したか。

(3)-4:ファールの判定のチェックポイント

  • q)触れあいの事実を確認したか。
  • r)責任の所在はどちらにあるのか正しく判定した。
  • s)正確な判断で瞬間をとらえていたか
  • t)ショットの動作であるかどうかの判断は正しかったか。
  • u)ポストプレイやスクリーンプレイに対しての技術的な理解は十分できていたか。
  • v)不当に手や腕を使ったプレイに対しての判断は正しかったか。
  • w)真上にとんでおきた触れ合いに対しての判断は正しかったか。
  • x)ゲームを通して正しさを伴った判定が一貫していか。前半・後半で判定基準が違っていなかった か。

「参考」

・ファウルの責任がどちらにあるかを瞬時に正確に判断することは難しいことの一つであるが「触れ合いは仕掛けた側に責任がある」とか「ボールを保持しているからといって何をしても良いわけではない」というような基本的な考え方を理解しているかどうかが大切である。まして確認できないものを吹いてしまい「罪なき者を罰する」ことにならないように十分な配慮が必要である。

・4ピリオド制において、各ピリオドの終わり方はチームが最も重要視している場合が多い。特に残り2分においてはゲームの勝敗を左右する場合があるので、その対応が極めて大切であることを理解させる。

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本内容(資料番号:16_21_h22)の印刷用PDFはこちら

※尚,印刷用PDFにおいて は,本ブログ記事と若干異なります

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