松永雄平:派遣報告(第19回中国四国九州実業団バスケットボール選手権大会)

下記に事務局に届きました派遣報告書を掲載致します。

尚,印刷用PDFにつきましてはこちらを参照下さい

1 派 遣 者 松永 雄平(壱岐)
2 派遣期間 平成25年5月25日(土)~26日(日)
3 派遣場所 キリンビバレッジ周南総合スポーツセンター(山口県周南市)
4  派遣大会名 第19回中国四国九州実業団バスケットボール選手権大会
5 研修会名 平成25年度日本実業団バスケットボール連盟中国・四国・九州ブロック審判講習会
6  研修テーマ ①ルールの理解・正確な適用及びマニュアルの徹底②3ブロック時期上級審判員の発掘及び底上げ③オンザコートでの自己実現
7 講  師 北沢 岳夫 氏 (日本実業団連盟副委員長)松本隆志氏・黒岡和哲氏・井元誠氏・池松和久氏・岩田友幸氏渡辺博史氏・高木直樹氏・大山直輝氏
8 講習内容 25日(土)開講式ルールテスト講義(松本隆志氏・北沢岳夫氏)実技講習 26日(日)実技講習閉講式
9 報  告 Ⅰ 講義について[1]松本隆志氏①ルールの理解について審判員はルールの精神と目的を理解していなければならない。審判がコート上で判定するのに必要なことは

(1)公平性

(2)feel the game

(3)一貫性

(4)Advantage/Disadvantage (競技規則47条47.3)

である。また、その判定をするためにマニュアルには4つの原則がある。

(1)Boxing-in

(2)Always moving

(3)Space watching

(4)Penetrate

この4原則がいい判定をするための基本である。ただし、判定するときは止まって判定をし、判定するまでの過程で動きを入れる。

②上級審判員について

審判にかける時間は長くなる。それほどの情熱が大切。

企業が求める人物というのは

(1)コミュニケーション能力

(2)チャレンジ精神 を持った人物

である。これは審判も同じなので、常に心がけて欲しい。また、A級になれない大きな要因として、ファウルでないものやヴァイオレイションではないものを取り上げてしまうことが挙げられる。ほとんどのケースはストレートラインからのコールである。

③コートの中での自己表現

レフリーサイドから見て、インパクトのある笛を吹くことが大事。自分を積極的にアピールしていくこと。

審判ができることに感謝し、1つ1つの判定を心がけることがいいゲームにつながる。

[2]北沢岳夫氏

「自己分析」(自分を客観的にとらえること)を積極的に行い、自分の特長を活かして欲しい。どのような理由でどのような審判になりたいのか。そのことを考えることが自己表現につながる。

また、1つの判定(ボールをバック・コートに返すこと)についてグループワークを行い、それぞれのグループで意見発表を行った。判定するにあたっては、その根拠を持って、しっかり説明ができるようにして欲しいとのことであった。

 

Ⅱ 実技講習について

25日(土)

男子1回戦 四国電力 対 東ソー

主審 松永雄平

副審 白石義人(愛媛)

講師 北沢岳夫氏

走ることについて厳しい指摘を受けた。特にファーストブレイク時の対応、レポーティングなどに甘さが見られ、もっと動きについてシビアであるべきということであった。動きが少ないことが、判定すべき場面で判定ができていない大きな要因であり、このことは絶対になくさなければならないことである。また、自信がないときや迷っているときに足が動かなくなる傾向がある。もう1つは、スムーズなゲーム運営に関して、ゲームの再開や確認をもっと早くやっていくべきということであった。タイムアウト後の再開についても、早い段階からベンチに寄っていき、急がせる等の工夫が必要である。

 

26日(日)

男子準決勝 九州電力 対 タツタ電線

主審 阪本光一(岡山)

副審 松永雄平

講師 池松和久氏

危険な時間帯の対応について、判定できないケースがあった後の動き方について指摘があった。判定できなかった後やミスがあった後に、もっと積極的な動きを入れていく必要がある。これは、これから自分の中で最大の課題として取り組んでいきたい。

また、悪い手の使い方について、もっと積極的に取り上げていくべきであった。特に伸ばした手を(両手で)当てることについては、シビアに見ていく必要があった。フロッピングの対応について、official warningを与える機会を逃さないようにすべきであった。公平性の面でも、与えることができる時期にすぐに与えることが必要である。

10 終わりに 今回、実業団への派遣ということで、「大人の悪いプレー」に対応できるか、一貫性を持って判定ができるかということを課題に研修会に参加させていただきましたが、自分が非常に力不足であることを痛感しました。今後、特にシビアなゲームに対しても、自分の判定の一貫性(動きも含めて)を持つことが必要になります。積極的にゲームを吹きに行き、トレーニングを積みたいと思います。研修会の最初に北沢氏から、東日本大震災についての話がありました。北沢氏は岩手県所属ですが、周りの審判員の方の中にも、まだ活動を再開できない方、日本公認を返上された方も多くいらっしゃるそうです。自分たちがバスケットボールに関われること、審判ができる環境に感謝し、コートに立たなければならないと感じました。最後になりましたが、講師の北沢氏、今回お世話をいただきました山口実連、各地区実連の皆様、派遣していただきました福岡審判長はじめ長崎県協会審判委員会の皆様に御礼申し上げます。

 

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