⑫-2 コートインスペクションについて

審判員は、ゲームが始まる前にコートインスペクションを行ってください。
特に、次の点についてチェックしてください。

①ゲームクロック
ゲームクロックは、次の優先順位の位置で配置されていること。
(1)コートの角に4つ配置 または コートの角に2つ配置
(2)TO席とコートをはさんで反対側に2つ配置
公式戦においては、いかなる場合も2つのゲームクロックを用意しなければならない。また、ゲームクロックの操作はTO席から行われなければならない。
各ピリオドと延長ピリオドの最後の60秒間は、残り時間は10分の1秒単位まで表示できるものが望ましい。

②ショットクロック
ショットクロックは、次の優先順位の位置で配置すること。
(1)バックボードの上部から30cm〜50cm上方で奥に設置
(2)床置き式表示装置を4台設置
(3)床置き式表示装置を2台設置 ただし1台はオフィシャルズ・テーブルから左側の近い方のコーナーに、もう1台はその対角線上のコーナーに設置
(2),(3)の場合は、エンド・ラインから2m後方およびサイド・ラインの延長から2m内側に設置する。また、表示装置の高さは、見えやすいように床から十分な高さを確保する。

③TOの配置
テーブル・オフィシャルズの配置は、コートから見て左側から、
(1)アシスタント・スコアラー
(2)スコアラー
(3)タイムキーパー
(4)ショットクロック・オペレーター
の順とする。
また、余裕を持って座れるよう、長机2個を使うことが望ましい。

④ブザー
ブザーは、2種類の明瞭に異なる音色の、大きな音の出るものを準備することが望ましい。

⑤チームベンチエリア
センターラインから5mの部分とエンドラインを延長したところにラインを引く。